わたし、1度だけですが
オーラが見えたことがあります。
・・・座敷婆(実母)のオーラです。
同居を始めて3年が過ぎた頃
娘たちの保育園の運動会の日のこと。
家族5人で出かける予定でした。
わたしは、朝からお弁当を作って
1歳と4歳の娘の身支度で手いっぱい。
早くしないと開会式に間に合わない。
早く出ないと駐車場に車がとめられない。
時間的にも段取り的にも夫がいないと
困る状況なのに、ギリギリまで寝ている
夫にイライラを募らせていました。
さあ、もう車に乗って出発できる!
という時になって
2階から座敷婆が下りてきました。
開会式のマーチングに長女が出ます。
「遅れたらみんなに迷惑かける、、、」
わたしは焦燥感に襲われます。
「ああ、もう、これ以上待てない!」
わたしは、階段の途中にいる座敷婆に
「悪いけど、後で電車で来てっ!」と言い
母を置いてけぼりにして出かけました。
保育園は、我が家の最寄り駅から2駅先で
駅からゆるい坂を上って徒歩10分程度。
母は保育園には行ったことがありました。
家族4人で車に乗り込んで保育園に向かい
ギリギリ開会式に間に合って
無事、車も停めることができました。
夫婦で園児たちの演技を見ていた時です。
小さな運動場越しに観覧席の間を進んでくる
物体が、わたしの視界に入りました。
モヤがかかったような黒っぽい塊り。
え?何あれ?
わたしは、人差し指で両目をこすりました。
そして、目を凝らして見た先に
その黒い塊りの中に、座敷婆がいました(驚)。
黒い塊りはどんどん近づいてきます。
怒っています、見るからに怒っています。
爪先から頭のてっぺん、髪の毛に至るまで。
母の怒りのエネルギーを視覚化するなんて!
わたし、第3の目が開いたのか?!と
思ったものの、後にも先にもこれ1回限り。
でも、ぞんざいにされて母が怒るのも当然。
事前事後に丁寧に説明をしたり、母に配慮する
気持ちも余裕もわたしにはありませんでした。
一緒に暮らすからこそ起きるできごとが
母の孤独感や疎外感を助長させていったの
だろうと思います。
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