今年の夏
母の買った食洗器が壊れてお役御免になって
急に母の七回忌を意識しました。

それを機にブログに書いたのは
親を看取る時の不安を感じていたことや
七回忌法要をする気持ちになったこと。

書いた内容は、死についての間接的な話で
看護師さんや知人、他人のエピソード。

本当は、直接的で個人的な、わたしの母が
亡くなった時の話を書こうとしたのだけど
しんどくなって書けなかったのです。

母を見送った時のわたしの気持ちや言動は
世間一般的に見聞きすることと違っているから
わたしの話を読んだ人が傷つくのではないか。

ブログを読む人を心配して、母が亡くなった時の
ことが書けないのだと思っていました。

でも実は、心配しているのは自分のことで
自分が人にどう思われるかを気にしているのだと
思えてきました。

母に対する感じ方や反応が、周りの人と違うと
思っているわたしは、自分の気持ちや言動を
ありのまま語ることが、やっぱり怖いのです。

周囲から理解されにくい「母」への気持ちにプラス
人の心が大きく揺れ動く「死」について語るとなれば
さらに怖れは大きくなるのでしょう。

取るに足りないブログですが公開しているので
自分の書いた内容に、ネガティブな反応があったら
と、無意識に考えている気がします。

もし、そんなことがあったとして、わたしは
自分の感情や言動を否定せずにいられるだろうか？

・・・まだもう少し時間が必要かもしれません。

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