母に洗濯してもらうことは
楽になるどころか、日がたつほどに
小さなストレスから大きなストレスに
なっていきました。
なぜって
ブツブツ愚痴や文句を言いながら
やり続けるからです。
1人暮らしの洗濯と違い
家族4人の洗濯はかなり重労働です。
2槽式の洗濯機で洗って
濡れた洗濯物をカゴに入れて階段を昇り
2階のベランダに干します。
母は、口をへの字に結び
洗濯物をカゴに入れて
「何でこんなようけあんの!」
と大きな声で独り言を言います。
階段を昇るたびに
「はあー」とため息をついては
怒りを込めた足音を踏み鳴らし
最後は「洗う物が多過ぎる」と
文句を言うのです。
重労働を担ってくれる母に
「ありがとう」
と言葉で労ってみたり
「わたしが干すわ」
と申し出たりもしていました。
母がすすんでやり始めたことですが
いつでもやめてもらえるように
「わたしたちの分は後でやるから置いといてな」
と、やんわり声を掛けてもいました。
それでも、母は洗濯をやり続けました。
わたしの内心は
「自分がやると決めたらブツブツ言うな」
でした。
これは、のちのち
母娘で洗濯物を奪い合うような
状態までになりました。
「わたしが干すから💢」
「ワタシがやる言うてるやろ💢」
と言い合いながらカゴを取り合う光景は
今思いだすと喜劇です。
引っ越したての洗濯戦争の始まりでは
母の愚痴や文句、不機嫌な言動が
ストレスになっていると思っていました。
でも、それは表面的なことでした。
母とわたしの間に
洗濯物を分けるという心の境界線を引くことに
なっていきます。
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