さて、同居後の実母VS娘の洗濯戦争は
日を追うごとに激しくなっていきます。
わたしは、同居期間が長くなっていくにつれ
母がわたしたち家族の洗濯物に触れることが
許せなくなっていきました。
洗濯という行為を通して
わたしの生活に、娘の人生に、介入しようする母に
わたしは、強い嫌悪感を感じて抵抗していたのだと
気づき始めます。
そんなことを言葉で訴えても
母は理解できる人ではありません。
洗濯物を分けるという、目に見える境界線は
わたしが自分自身を守るための行動でした。
愚痴や文句を撒き散らしながら
洗濯をして、自分の存在をアピールする母は
新しい家族の中に、自分の居場所を作ろうと
していたのだと思います。
家を買うお金も出したし、洗濯もやってるし
ワタシは、居候ではない。
だから、ワタシは大切にされるはず。
母はそう思っていたと思います。
母にとって
「洗濯物を分ける」ことは
「拒絶される」という
意味だったのでしょう。
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