もうすぐ母の日ですね。
母の日にまつわるエピソードです。

わたしが小3くらいだったでしょうか。
母に替え歌をプレゼントしました。

海援隊の武田鉄矢さんが歌っていた
『母に捧げるバラード』が流行りで

歌の長いセリフ部分を
我が家に合わせて書き替えたのです。

♪コラッ！まさみ、なんばしようとかね。
毎日毎日、マンガばっかり読んで〜～♫

わたしは、画用紙に丁寧に書いて
表彰状風に仕上げて母の日に贈りました。

母はいつになくプラスのリアクションで
「いやあ！アンタ、面白いわー！」
と何度も言い笑っていました、、、以上。

「お、面白いんや・・・」
何かしっくりこない感じのするわたしは
戸惑いながら、母の姿を見ていました。

今になって思うのは、わたしの期待する
反応とは違っていたのでしょう。
喜んでくれたけど・・・。

母に受け取ってほしかったのは
わたしの母への気持ちで、互いの気持ちの
やりとりをしたかったんだと思います。

母には「学校でいついつまでに〇〇が必要」
とか、具体的なことは伝わっていました。

お弁当も入れてくれたし、必要なものは
用意してくれたし、学校生活や日常生活に
困ることはありませんでした。

けれど、母に自分の気持ちを聞いてもらう
ことはなく、何かあっても母には相談する
ことができないのでした。

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