「好きなことだけしていたい」
わたしの根っこにあった思いを
ありのまま認めることができたきっかけは
長女でした。
わたしには、娘が2人いて
長女は、受動的でおっとりしていて
マイペースで、こだわりがある。
次女は、好奇心いっぱいで
新しいこと、楽しいことが大好き。
この、性格のまったく違う2人に
勉強やお手伝いの習慣をつけようと
あの手この手を使ってきましたが
長女にはあまり効果がありませんでした。
次女は
目先に楽しいことがあれば頑張るタイプ。
とくに、お菓子やおこづかいなどの
ご褒美があれば、やる気満々。
だけど
長女には
やる気スイッチが見つからないのです。
いっとき、ご褒美目当てに頑張っても
手に入れるところまで執着が続かない。
親にとって扱いやすい次女が
良く評価されて
親の期待する結果の出ない長女は
ずっと認められない
という悪循環が続いたこともあり
長女が中学生になった頃には
あの手この手を引っ込めました。
長女が中1の時だったか
フツフツフツフツと
長女に対して湧き上がってくる
ネガティブな感情がありました。
長女が
テスト前なのに勉強しないで
ずっと読書に没頭しているのです。
名前を呼んでも返事もしない。
本に夢中になるのは小さな頃から。
わたしは今さらながら
ああ、そうだ、そうなんだ。
長女は昔からずっとおんなじなんだ。
ご褒美があろうとなかろうと関係ない。
好きなことしかしないんだ。
あらためて、そう思ったんです。
そして
やらなければいけないことを差し置いて
好きなことだけをむさぼり楽しむその姿に
穏やかならぬ感情が湧いてきているのを
わたしは感じていました。
すぐにはわからなかったその感情は
嫉妬・・・でした。
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