卵とたどん(炭団)

母が、わたしと5歳年上の従姉を比べて
よく使っていた言葉が「卵とたどん」。

色白の従姉が白い卵で
地黒色黒のわたしが黒いたどんです。

わたしが赤ちゃんだった時の話になると

「おばちゃん(母の姉)が、アンタ見て
『色が黒うて、太い、なんちゅうブッサイクな子。
将来どないなんにゃろ〜』て言うてたわ」

と、母は決まって言うのです。

色黒・デブ・ブサイク、この3つの単語が
1回の会話で、最低3クールは続きます。
これが折りにふれ、大人になるまで続きます。

オチもフォローもなく
内容や言葉に深みも広がりもなく
ただ、判で押したように続くのです。

今思うと、ひどすぎると感じるのですが
こどものわたしは
どんな思いで聞いていたのでしょうか。

自分を好きになれない子は
こうして生まれるのでしょう。

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