わたし、バンケットコンパニオンの
アルバイトをしていたことがあります。
パーティーや宴会での接遇サービスです。
現在は「レセプタント®」といいます。
「コンパニオン」の呼称が
風俗営業サービス業者にも使用され始め
業界の社会的信用と仕事への誇りを守るため
日本バンケット事業協同組合が
商標登録した呼称とのこと。
わたしも誤解のないように
「レセプタント®」
と表現させて頂きます。
当時わたしは、32歳。
そんな、ええ年のレセプタントは
まず、おりまへん。
学生が中心だったんじゃないかなー。
当日仕事をするメンバーを仕切る
チーフという役割がありましたが
ベテランのしっかりした大学生が
やってましたね。
仕事はヘアメイクから始まります。
髪をおだんごにまとめ
バッチリ化粧しないといけません。
普段、化粧っ気のないわたしは
準備段階からドギマギです。
なのに、なぜ
このアルバイトを選んだのかというと
仕事は夜だしー
都合のいい時に行けばいいしー
他のバイトと兼業できるしー
着付けが出来ると手当がつくしー
マナーの勉強になるしー
と、いろいろ理由をあげていましたが
要は、華やかな仕事に憧れてたんでしょーねー。
そつなくお客様と会話を楽しみ
さりげなくお酒や料理を勧める
気が利く、立ち居振る舞いの美しい女性。
そんなエレガントな女性になりたーい!
と思ってたんだろーなー。
1回だけ、お客様から「きれいだね」と
言っていただいたことがあって
気をよくしていましたが
「わたしにはこんな仕事、向いてない・・・」
と、絶望する事件が起こりました。
華やかさへの憧れは、永遠に!へ続きます。
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