長女が小学生の時、わたしが参加したのは
保護者向けの、CAPという
こどものための暴力防止プログラム。
こどものためにも、大人のためにも
自分の心と体を守るための訓練や教育が
必要だと思いました。
母親としての学びだけでなく
自尊感情の低かったわたしが
自分は大切な存在であること
自分の持っている力を信じること
を学んだ講座でした。
ワークショップ形式の講座は
「1人で遊んではいけません」
「大人に相談しなさい」
などの、禁止や命令、指示で終わらない。
被害を予防する知識やスキルを教えるだけでなく
こどもたちが
自分自身が大切な存在であることを知って
こどもたちが
大切な自分の心と体を守る力を発揮できるよう
ロールプレイをとおして実践方法を学ぶのです。
そして、そのプログラムの中に
〜助けを呼ぶための特別な叫び声〜
というのがあったのです。
「キャー」という声は
こどもが遊んでいる時にも出していて
見過ごされてしまうことがあるので
「ウォー」という特別な叫び声を出そう
というのを聞いて
わたしの20代半ばの怖かった体験談
(とっさの時に大声出せる?)
を、思い出しました。
叫べばいいとわかっていても、声が出ない。
必死で絞り出した「野獣の雄叫び」は
まさに「特別な叫び声」でした。
CAPをとおして
怖かった体験を振り返ったとき
自分に内在する力で、大切な自分を守れた
のだと理解しました。
「ぬ”う”お”お”お”お”!」と
肚の、底の、底から、声を出したとき
自分の中心に、本来の自分に、ガッチリ
つながったような感覚がありました。
自分の心と体を守るために
特別な叫び声について知っておく。
実際に叫び声を出してみる。
普段から、地声を使うようにする。
そして
自分の感情や気持ちを素直に言葉にできることが
とてもとても大切だと思います。
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