退職をきっかけに手放した古い価値観<4>

3月末の退職前後を振り返っています。
 
罪悪感と執着心が
しれっと顔を出すタイミングは転換期。
新旧の価値観、世界観が入れ換わる時。
 
退職をきっかけに気づいた
わたしの中で古くなっていた
価値観を手放した。
 
手放したのは
過去記事に書いている
資格取得のススメなるもの。
 
社会人になって持ち続けていた価値観で
資格によって働く場を得てきた
わたしの、唯一の成功体験は
もう要らなくなったんだな。
 
仕事をする上で、資格は武器になる。
 
でも、わたしの武器はショボくて
実力が伴わないことも多くて
武器で戦う(=仕事で力を発揮する)
というより、武器を杖にして転職して
世の中を渡り歩いてきた感じかな(-_-;)。
 
確かに役に立ったし、助けられてきた。
 
4年前に再就職してからも
わたしは、こんなことを考えていた。
 
仕事のスキルアップのために、また
興味関心のあることは、学び続けよう。
各種資格試験等にも積極的に挑戦したい。
 
申し分ない勤務条件、職場環境の仕事に
再就職できたのは、ラッキーだったけど
ご時世的に同じ状態が続くとは思えない。
いつ、業務が縮小されるか、わからない。
 
だから
 
次の仕事を探さねばならなくなった時に
公認心理師資格があればいいなと思った。
 
再就職した時期が幸いして
5年の実務経験があれば
大学等で心理学を学んでいないわたしにも
国家資格の受験資格があると知った時は
「これは受けろってことやな」と解釈した。
 
てな感じで、いつも資格を意識していた。
 
にも関わらず
わたしはスッパリ仕事を辞めることにした。
目標の5年まで、残り1年と数ヵ月だった。
 
「あと少しなのに、もったいない」
と、罪悪感に囁かれ、執着心を燃やした
わたしは、ボランティアが実務経験として
認められるという情報を探し出した。
 
にも関わらず
わたしは退職後、ボランティアで受験資格を
作るために、結局、動かなかった。
 
あれ? どうでもよかったん、かーーい!
と、自分に軽くツッコミを入れた。
本心は、行動に表れる。
 
罪悪感と執着心にとり憑かれたわたしの
頭の中は、ぐるぐるせわしく動いていて
もっともらしい「もったいない」思考に
脳内を乗っ取られていたってことか。
 
じゃあ、資格に執着していたわたしが
なんで、罪悪感と執着心に
体ごと乗っ取られずに済んだのか。
 
・・・それは
再就職を考え始めた時から退職を迎えた
約4年の間に
 
わたしが持っていた価値観が
成功体験というか、人生のパターンというか
生きていく世界観が
書き換わっていたみたい。
 
武器(資格)がなくても、丸腰で(笑)
わたしのまんまで、案外、うまく行くよ
っていう世界に、引っ越してた。
 
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