母一人子一人のわたしが
家庭で身につけたコミュニケーションは
自己完結型でした。
人の気持ちに共感できない母は
会話も一方的で、話がかみ合いません。
悩みや困りごとを相談しても仕方ないので
進路なども勝手に決めて、事後報告でした。
そんなわたしは、短大卒業後就職して
職場でのコミュニケーションに
つまづきました。
報告・連絡・相談(ほう・れん・そう)が
できません。
人と連携する、相手のために伝えるとか
そういう意識や発想がなかったんです。
それに、とにかく人に何か言われるのが嫌。
知られたくない自分の失敗や不都合などは
わざわざ言わないし、言えないのでした。
指摘や注意をされるとわたしは
強烈な自己嫌悪感ですぐ、奈落に落ちました。
自分のことで頭がいっぱいのわたしは
言いにくいことを言ってくれる人の思いにまで
考えが及びません。
そのうち、自己完結できない問題が出てきて
人生は行き詰まりました。
長い時間を費やして
コミュニケーションを学ぶことになりました。
そして、わたしが
子育てするようになってからのこと。
自然に、ホウレンソウをしている小学生や幼児が
いることに気づきました。
ホウレンソウが育つ土壌は家庭環境にあると思い
親子のやりとりを観察してみました。
些細な事実を、自分が見聞きした通りに話せる子。
自分がやらかしてしまったことを正直に話せる子。
その子の親は、子が話すそのままを聞いています。
そこに感じたのは
どんな小さなことでも聞いてもらえる安心感と
どんな自分でも受け入れてもらえる信頼感でした。
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