不倫をした母へのわだかまり

今の家に引っ越してくる前に親しくしていた
50代の女性、Yさんがいました。

実家の家族関係に悩んでこられたYさんは
若い頃からのいろいろを話してくれました。

なのでわたしも、母と関係がよくないことを
少し話していました。

急に家を買うことになって引っ越しすること
母と同居することになったことを伝えると

Yさんに
「同居するまでに、お母さんとちゃんと話をしておいた方がいいよ」
と言われました。

そんな方からのアドバイスなので
わたしは、素直に受けとめて、まずは
自分に向き合う時間を作りました。

自分の心の奥に感じる母へのわだかまり。
一体これは、何なのだろうか。

自分の心を探っていくと
フツフツと湧いてくる感情がありました。
それは、怒りでした。

何に対する怒りなのか、自分に問い続けて
気づいたのです。
母の不倫に対してだと。

このことを自覚した時
「何をいまさら」という気持ちでした。

なぜなら
その時の母と同じ年頃になったわたしは
母のしたことを咎めたりしていませんでした。

この話は、夫にも話していたし
自分の中では整理されていると思っていました。

だけど本当は、違っていたのです。

母の不倫にまつわる家での出来事や
自分の言動や気持ちを
10歳のわたしは、誰にも話さずにいました。

10代からの大人になっていく過程で

「大人はずるくて汚い」
「所詮、大人なんてそんなもんよ」
「所詮、世の中なんてそんなもんよ」

わたしは、わかった風なことを言って
大人ぶるようになっていきました。

周囲の大人に不信感を抱き
世の中を斜めに見るようになっていきました。

そうやってわたしは
自分を納得させて、ごまかしてきたんです。

だけど本当は、すごく傷ついていて
女としての母の姿が受け入れられなくて
許せていなかったんです。

心の底に沈めていた気持ちが溢れ出し
苦しくて苦しくてたまらなくなりました。

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