号泣『レ・ミゼラブル』の続きです。
つぶやき的に、DVDの感想を書きます。
ストーリーに少し触れるので
知りたくない人は読みとばしてくださいね。
たった1本のパンを盗んだことから
極悪人にされたジャン・バルジャン。
なぜそこまで執拗に追いかけるのか。
なぜそんなに冷徹になれるのか。
わたしは、ジャベール警部のことが
到底理解できませんでした。
そして、ジャベール警部は
ジャン・バルジャンに命を救われたのちに
自ら命を断ってしまうのです。
「ジャベールさん、死ぬことないやん、なんでなん?」
わたしの中で謎が深まります。
映画『レ・ミゼラブル 』のDVDを観終わっても
ジャベール警部のことが気になって
いてもたってもいられなくなり
ウィキペディアで調べました。
ジャベール警部の人物像として書かれた
一文を読んで理解しました。
彼は自分の出自を受け入れていないのでしょう。
ジャベールの両親は服役囚で
彼が生まれたのは徒刑場です。
警官として
罪を、罪人を、決して許さないことで
自分がこの世に存在することを
許していたのではないでしょうか。
ジャベールの命を救ったジャンは
もはや悪人ではありません。
存在意義を失くした彼は
生きていけなくなった・・・。
実は、一番可哀想なのは
孤独なジャベールだったのではないかと
今も映画のワンシーンを思い出します。
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