中3のぼっちライフ

先月の長女の家庭訪問でのこと。
 
「新しいクラスはどうですか?」
と担任の先生から質問された。
 
修学旅行前なので
座席や部屋割りなどで揉める時期。
 
クラスに仲の良い友達がいない長女は
実技教科の教室への移動はひとり。
休み時間は
他のクラスにしゃべりに行ったりして
過ごしているとのこと。
 
女性の先生は長女の話を聞きながら
 
「まあ、、、自分から心を開いて、努力してたら
そのうち友達できるよ」
 
と、慰めるよーな励ますよーな感じで
おっしゃった後に
 
「私も高校の時、はっと気がついたら
独りになってしまって
誰もしゃべる友達がいなくて
大変やったけど・・・」
 
と、先生のぼっち克服体験談を聴くことに。
 
そして
 
「お母さん、何か心配なことないですか?」
 
先生がわたしに話を振ってきた。
 
わたしは、長女から
 
「ぼっちをエンジョイするわ」
 
と聞いていた。
 
人間観察を楽しむ長女のぼっちライフからは
悲哀さは感じられなかったので
長女から聞いた内容をもとに
次のように話した。
 
「まあ、仲の良い友達がいないと言っても
同じクラスの○○○ちゃんや□□□くんとは
近所だからよく集まって遊んでるし
クラスに話せる友達がいないわけじゃないんです。
 
独りになるのが嫌やからと言って
自分には合わないと思う子たちのグループに
無理して混じりに行かなくてもいいと思います。
 
クラスの一員として必要なコミュニケーションは
取れていると感じているので
誰とも仲良くできないわけじゃないし
そのうち仲の良い友達ができるかもしれないし
まあできなくても、それはそれで・・・。
別に〜特に〜心配してません〜」
 
先生の目が泳いだ気がした。
 
「他に、何か心配なことないですか?」
 
また先生が聞いてきた。
 
長女とわたし
 
「うーん、別に、、ない?なあ?」
 
顔を見合わせて確認しあう。
 
わたしたちを見る
先生のまなざしが虚ろだった気がする。
 
もしかして先生、今、ぼっちになった?
 
確かに、独りでいると
誰かと一緒にいたい・・・
という気持ちもわいてくる。
 
思わず、YAHOOの知恵袋を検索してみたら
そんなお悩みがいっぱいだった。
 
長女はぼっちライフをエンジョイできるんでしょうかー?
 
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