「家売るオンナの逆襲」の第1話のあらすじ。
炎上系 YouTuber にくまる(加藤諒)が
世間の批判を浴びることに疲れて
穏やかな暮らしができる家を求めます。
しかしその暮らしは
にくまるの本来の姿ではないとして
三軒家万智(北川景子)が言い切ります。
「戦場カメラマンが
命の危険を承知で戦場に向かうのも
常に命の瀬戸際にいないと生きている気がしないからです。
クライマーが
遭難の危機を物ともせずエベレストの頂上を目指すのも
生と死の境いに立っていないと人生が充実しないからです。
にくまる様、あなたも同じです」
そう言って
にくまるにピッタリの家を売ります。
「常に命の瀬戸際にいないと生きている気がしない」
このセリフで、自分が消えてなくなりそうだった
23歳のわたしを思い出しました。
当時、スキーが好きで楽しくて
休みのたびに出かけていました。
スキーが面白かったのは、大自然の中で滑っていると
思考よりも感覚が優位になってくる、その感じを
味わえたからだと思います。
誘われるまま、リフトで一番高い山まで行くと
想像以上の急斜面を前に、身も心も震えます。
「・・・こけたらどうなるんだろう・・・」
顔がゆがむような痛みや死の恐怖を感じた時に
「ああ、わたし、生きてる・・・」
そう思うことができました。
また、自ら夏の虫になって身を危険にさらして
自分の存在を証明するようなことをしていました。
呉服などの高額商品を売りつける商法とわかっていて
その場に出かけて、絶対買わないで帰ってくるゲーム。
目的は、ノーと言う、自己主張をすること。
ノコノコと来ておいて頑として買わないわたしに
営業の人が苛立ちます。でも、わたしの目的に気づいて
営業トークから個人的な話に切り替えた人がいました。
「キミ、痛みを感じないだろ?ボクもだよ」
唐突に、初対面の営業の人に言われました。
それまで意識していなかった自分の感覚の鈍麻さを
気づかされた不思議な出会いでした。
自分の感覚や感情を抑えて無視し続けると
自分の体や心の痛みに鈍感になっていくんですね。
自分の感覚や感情を大切にすることが
自分を大切にすること、自分を好きになること
だなんて知らず、心の限界のサインが出ていました。
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