小学校入学と同時に
再び母と暮らすことになりました。
おばあちゃんちに預けられるまでの
幼い頃の引越しの記憶からは
母子家庭の生活の大変さを感じます。
わたしは5月生まれで体も丈夫で
眠くなってもグズらずにコテンと寝るような
育てやすいこどもだったらしい。
それでも、住所を定め安定した生活をしたい
と母もきっと考えたことでしょう。
家賃の安い母子寡婦専用住宅に入居できて
その公営住宅の近くの工場に就職を決め
わたしを呼び寄せたのだと思います。
この、再び母と暮らすことになった話を
カウンセリングに通っていた時にしました。
わたしは、カウンセラーさんに
「おばあちゃんちから連れて行かれた」
と言いました。
母も含めた周囲の大人たちが、5歳のわたしに
再び母と暮らすことになったいきさつなど
何か説明したかどうかなんて覚えていません。
「実際どうだったか、わかんないんですけどねー」
と言いつつ
「おばあちゃんちから連れて行かれた」
そう表現しました。
そしたら、カウンセラーさんが
「事実がどうかは関係なく、自分が感じていることが真実です」
と言われたのです。
カウンセラーさんの言葉を聞いて
わたしは自分の言葉を反芻しました。
こどものわたしの本心は
「おばあちゃんちから離れたくなかった」
ということだったんですね。不本意だったと。
おばあちゃんちでは、一人でいることが多くても
自由で楽しかったのでしょう。
母と住むのが嫌だったかどうかまではわからない
けれど、飛び上がるほど嬉しいことではなかった
ことが、わたしの言葉から伺えます。
「自分が感じていることが真実である」
わたしの心に刻まれた言葉です。
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