母と二世帯同居して数年後、腰痛になった。
乳がんサバイバーのわたしの体を心配した夫が
整形外科の受診を勧めた。
レントゲンは異常なし、湿布を出されただけ。
整骨院で筋肉を緩めてもらうと痛みがマシに
なるから、定期的に通院するようになった。
自分の育て直しを始めたわたしは
心理学関係のサイトを見て回っていた時に
「筋肉は感情を記憶する」という記述を見つけた。
筋肉にはネガティブな感情が溜まるという。
体の部位で溜まる感情にも違いがあるらしい。
わたしの背中は、分厚い鉄板が入ったみたいに
腰から首にかけてガッチガチにこわ張っていた。
整骨院でも筋肉の緊張はストレスが原因と言われた。
施術されて体がほぐれると、心も軽くなった。
体と心は同期している。
ストレスにアプローチするのは、体から?心から?
どっちも正解でどっちも大切。
だけど、通院できないと体も心も元に戻ってしまう。
わたしは通院に時間とお金を使い続けるのをやめて
セルフケアすることを考えた。
自分で自分の心を癒す方法を手さぐりで探した。
直感で、今の自分にはこれが必要だと思った
ワークなどを試してみた。
筋肉は感情を記憶する、感情を溜めると知って
自分の意識を体に向けるようになって思った。
わたしの筋肉は緊張し続けてきたのではないか。
常に全身身構えていて脱力した状態がわからない
わたしの肩や首は慢性的なコリやハリがあった。
わたしは呼吸も浅くて、健診で肺活量の検査を
した時、まったく息が吐けなかったことがある。
目盛付き容器が水の中でプカプカせえへん(笑)。
こどもの頃から柔軟性のない硬い体は生まれつきと
体質のせいにしてきたけど。
わたしは心や体の痛みに鈍感で
何事に対してもニブチンだと思ってきたけど。
実は逆で、敏感過ぎて傷つきやすかったために
感覚を鈍らせとかないと生きてけなかった説浮上。
身を硬くして、母との暮らしや日常生活で受ける
ストレスから心を守ろうとしてきたのかもしれない。
悲しみや怒りなどの感情を感じたくなくて無意識に
体に力を入れて、抑え込んできたのかもしれない。
そういう心の動きによって体についた癖を
心理学では「筋肉の鎧」っていうんだって。
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