お金のメンタルブロックというのは
お金に関する固定観念や思い込みのこと。
わたしが無意識にお金を遠ざけてしまう
お金のメンタルブロックを自覚したのは40代。
貯金とか予備知識とか、何の準備もないままに
家を買った。引越し後、家計の赤字が続いた。
狭い賃貸から一軒家に。広くなって家族も増え
生活の変化などであれこれと出費がかさんだ。
固定支出を見直して家計改善の努力をした。
それでもお金が足りない不安と焦りが募りに
募って、とことんさもしい精神状態に陥った時
お金を嫌って拒絶している自分に気づいた。
「お金が欲しい!」と言って、受け取る容器を
差し出しながら、自分の手で、その容器に蓋を
しているような感じだ。
わたしにとってお金は、恩を着せてくるもので
お金に対して強烈な嫌悪感を持っていた。
これでは到底お金と良い関係を築けそうにない。
母娘関係でできたお金のマイナスイメージだ。
親や学校、メディアなどから刷り込まれた観念や
他の選択肢を知らなかったこどもゆえの思い込みを
人は無意識に取り込んで生きている。
今までの人生を変えようとした時に、取り込んだ
固定観念や思い込みは、無意識の抵抗を始める。
変わりたい自分の足を引っ張る心のブレーキになる。
でも、メンタルブロックに気づけば外せる。
そして、わたしのお金へのマイナスイメージを
書き換えてくれたのは夫の祖父だった。
気持ちのいいお金の使い方や生き金を使う姿を見て
お金にプラスのイメージが持てるようになった。
気づきは愛。お金も愛。すべては愛。
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