宿題はダルいけど、長い休み期間には
人生に伴走してくれる本に出会えたりする。
あれはたぶん、わたしが中3の時だった。
わたしが、現国のN先生に
「なにかお勧めの本ないですか」
と聞くと、3冊ほど本を貸してくれた。
そのうちの1冊が、佐野洋子さんの絵本
100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)
だった。
なぜか、この絵本に強く惹かれたわたしは
「大人になったら自分で買って、もう一度読もう」
そう心に決めた。
時はめぐり、働き出したわたしは、自分のお金で
絵本を買って、20歳を過ぎて絵本を読み直した。
そして「この絵本は、わたしの本」だと思った。
でも、なぜそう思ったのかは、わからなかった。
「わたしも、わたしの白いねこを見つけたい」
そんな表面的なことを思っていた。
15歳で惹かれた絵本を20代で買って持ち続けた。
40代で母娘問題に直面して、やっとわかった。
100万回生きたねこも、わたしも
自分の人生を生きていなかったからだ。
★FBページ★には
ブログの過去記事と、花や緑などの写真・動画を投稿しています。
★Xエックス★では
日常のつぶやきと、ブログとFBページ更新のお知らせをしています。
フォローしてね (^^♪