自分を信じて自分を縛る言葉の魔法をとく

日常生活での出来事や人とのやりとりをきっかけに
発動したネガティブな感情に自分の本心が隠れていた。

自分の心に抵抗をかけて自分を縛ってくる言葉は
頭の中から聞こえてくる。

「疲れた。このくらいにしとこう」と休もうとすれば
「力を出し惜しみするな、もっとできる!」と叱咤する。

「もう辞めてしまいたい」と弱音を吐けば
「みんなは頑張っているのに!」と責める。

「助けてほしい」と誰かに頼ろうとすれば
「人に甘えてはいけない」と突き放す。

ずっと、黙って頭の中の声を聞いてきたけど
自分にかけてほしい言葉や自分が言いたい言葉を
自分で言うようにした。

「出し惜しみするな、もっとできる!」と叱咤されたら
「十分やってきたよ」と今までの努力を認めてあげる。

「みんなは頑張っているのに!」と責めてきたら
「同じように頑張れない人もいるんよ」と肩を持つ。

「人に甘えてはいけない」と突き放されたら
「甘えてもいいよ」と人に頼ることを許してあげる。

自分が言ってほしい言葉を自分に言ってあげるなんて
自分に優しい言葉をかけるなんて、そんなことしたら
社会で生きていけないダメ人間になると思ってた。

それもまた自分を縛っている固定観念や思い込みで
頭の中から聞こえてた言葉だとも気づいてなかった。

でも、負の自分を受け容れてもダメ人間にならないし
むしろ、前向きなエネルギーがわいてきた。

欠点や短所だらけの自分、顔から火が出るような
恥ずかしいことをやらかしてきた自分を見て、、、
自己嫌悪感を超えた先に待っていたのは、安心感。

ありのままの自分が受け容れられた安心感が
「こんな自分でも大丈夫」って
自分を信じるエネルギーになった。

人は、自分で自分を縛る言葉の魔法にかかっている。
自分を変えたくて頑張っていたことが逆効果になって
がんじがらめになっていた、とつくづく思った。

ネガティブをやめたくて、理想の自分になりたくて
ポジティブな思考や言葉を取り入れたけど
頭の中からはネガティブな言葉しか出てこない。

「わたしは~~する」ってポジティブな決意をしても
「そんなの無理やろ」ってやる気をそいでくる。

結局、自分が何を言ってもやっても否定されるから
より抵抗が強くなって、より葛藤が大きくなって
より悩みが深刻になるだけだったんだ。

まず、ネガティブな思考を手放すのが先。
だけど「~せねば」「~すべき」思考が強過ぎて
すぐに手放せない時は少しずつ抵抗を弛めていく。

「〇〇することもできるし、△△するのもありかも」
「◇◇するより▢▢する方がちょっといい感じ」とか
縛られている自分の視界を広げる言葉を探した。

頭の中の言葉の魔力を弱めるのもまた、言葉だった。

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