昨年の3月、なごり惜しい思い出の品の手放し方で
思い出深いレポート集とアルバムを処分しました。
今月は、高校時代の手紙を手放す決意をしました。
捨てる前にちょっと、青春の感傷に浸らせてね。
わたしは、中高短大とバレー部に入っていました。
部活の先輩後輩からの手紙を手放す気持ちになったのは
バレーボールアニメ『ハイキュー!!』を観てからです。
臨場感ある試合シーンや各チームの特色、登場人物の心情の
リアルさに、高校の部活の思い出がよみがえってきました。
いろんな背景や個性を持つキャラクターの言動に
自分や周囲の誰かに憶えのあるエピソードが浮かんできて
敵味方に関係なく、感情移入してしまいます。
超人技を編み出したり、おもに主人公が困難を乗り越えて
成長し勝利する姿を描く、昭和のスポ根ものとは違います。
わたしが観てきたのは↓コレですから(懐)。
栄光のアタックNo.1
サインはV
『ハイキュー‼』は、親近感のある登場人物全員に主役の
輝きがあります。一人一人にスポットを当て、それぞれが
バレーに夢中になっていくストーリーが語られます。
そして、モブキャラタイプの存在感の薄ーい、わたしにも
『バレーにハマる瞬間』がありました。
1年生でひとりレギュラー入りしたものの、体はガチガチで
サーブレシーブをコートの外にはじいて、失敗ばかりでした。
レシーブが下手過ぎて伸び悩み、レギュラーを外されました。
試合や先輩に感じるストレスと監督のシゴキから逃れられて
ホッとしたのも束の間、ベンチで試合を観ていると
「やっぱり、コートでプレイしていたい!」
自分の内側から、前向きな気持ちがわいてきました。
気持ちが変わると、目をみはるようにレシーブが上達して
「え?わたし、すごい!!」そう思った瞬間がありました。
バレーボールが楽しいと思えるようになりました。
また、社会人になってから、人間って、自分の本能で
やるスポーツを選んでいるのではないかと思いました。
だって大抵、スポーツの起源には闘い説あるでしょ。
競い合って相手を倒すとか興味ないもん、怖いやん。
中学の運動部の少ない選択肢から選んだスポーツが
自分の限界と記録に挑戦する、孤独な陸上競技でもなく
敵味方が入り乱れてボールを奪い合うバスケでもなく
ネット越しに1人ないし2人で対戦する卓球やテニスでもなく
バレーボールだったのは
一番、自分の性格や気質に合っていたんだと思います。
だから、長く続けることができたんだなあって。
バレーボールには、同じコートに仲間といる安心感と
同じボールをみんなで追う一体感がありました。
チームでつないでいった、そのボールが
人と人の心をつないでいるという実感がありました。
わたしがバレーボールに感じていたのは
「安心感」と「一体感」と「心のつながり」だったんだと
しみじみ、しみじみ。
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