高校3年間のバレー部生活で得たもの<2>

アニメ『ハイキュー‼』でよみがえった思い出は
わたしがバレーにハマった瞬間でした。
 
ところが社会人になって、他のスポーツもやってみて
自分が競技スポーツには向いていないことに気づいて
さほど、バレーが好きでもないことにも気づきました。
 
趣味でバレーボールを続けようとも思わなかったし
試合観戦することもほとんどなかったのです。
 
高校生の時は、深く考えたことはなかったけれど
わたしが必要としていたのは、家族のような
心のつながりのある部活、バレー部だったんです。
 
家にいる時間より部活の時間の方が長くなって
遠征試合や合宿で寝食をともにした仲間や指導者と
深い人間関係を築いてこれたのだと思います。
 
弱い自分を取り繕う余力も残らない厳しい練習で
ありのままのわたしを知ってくれている人たちが
いるのが、バレー部でした。
 
そんな先輩や後輩から、卒業の時もらった手紙には
叱咤、激励、助言、期待、承認、称賛、後悔、感謝
などの言葉が綴られていました。
 
わたしが一番嬉しかったのは、承認の言葉でした。
わたしのことをちゃんと見てくれていた人がいる
と思うだけで、心の支えになったのです。
 
入部後、たった1人でトレーニングをしていた姿
「失敗してしもた」気持ちをそのまま表してた顔
いつも泣きながら、アタックを打ってたこと
ネットに掛かったボールをつなぐのがうまかったこと
わたしのどんくささに笑ってしまっていたこと
 
具体的な言葉のひとつひとつに、自分が受け入れられ
その場に存在していたことを感じました。
 
喜びも苦しさも一緒に味わった仲間からの手紙は宝物。
高校卒業後ずっと、わたしのそばにありました。
 
やるスポーツにしても、所属する集団にしても
自分の成長に必要なものをちゃんとわかっていたのだ
と思うと、人って不思議だな。
 
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