40年間大切にしてきた
先輩後輩からもらった手紙を手放すことにした理由の
ひとつは
『ハイキュー‼』があればいい、そんな気持ちになったから。
バレーボール漫画『ハイキュー‼』 は青春そのもの。
わたしが高校3年間のバレー部生活で得たもの以上の
メッセージが詰まっています。
勝つことを目標に頑張っても、頂点に立てるのは1人。
負ける人の方が多いのが現実で
敗北、挫折、失敗、葛藤、諦め、後悔、逃避などの
苦い感情を、多くの人が経験していると思います。
バレーを本気でやっている人、ゆるくやってる人
他のスポーツをしている人、スポーツしてない人
いろんな人の心に響く内容です。
『ハイキュー‼』は、敗者のドラマや心情がリアルに
描かれていて、自分の思いを語ってくれるような凡人
キャラたちがいます。だからこそ共感します。
年齢や性別も関係なく、自分の人生の途上で経験した
苦い感情が想い起こされ、その苦さから学んだことを
人生の糧にしていくことができます。
説教臭くない、新時代の人生の教科書。
ああ、コミック、大人買いしたい!
そして、手紙を手放す理由のふたつめは
昭和時代の手紙からにおってくる(笑)価値観に
違和感を感じるようになった自分がいたからです。
たとえば、「今は苦しい時かも知れないけど
それを乗り越えれば、きっといいことが待っている」
って、よく聞かされてきたけど、これって真実なの?
これって、苦しみにしか焦点が当てられない時や人に
希望を持たせるための方便だと思うんですよね。
「今という瞬間にすべてがある」のが真実だから
苦しさと楽しさが共にあることに、自分が気づけるか
どうかだけなのだと、今のわたしは思っています。
わたしの中の昭和がどんどん終わっていきます。
わたしを支えてくれた手紙に感謝して手放します。
−16−18−58
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