我が家なのにリラックスできない理由

モノを介して親が子の支配を継続するということを
あるカウンセラーのブログで知って、身震いした。
自分に思い当たることがあったからだ。

そのブログを元に、わたしは自分の育て直しを始め
自分の気持ちを大切にすることを意識し始めていた。
でも、大切にしようにも自分の気持ちがわからない。

気持ちは安心しないと出てこれない。
リラックスできる空間や時間がないと出てこない。
ブログにはそう書かれていた。

外に出る活動を全部辞めたわたしに、時間はあった。
でも、平日の昼間にひとりで、リビングのソファに
寝そべっても、リラックスしている気がしなかった。

自分の家なのに?くつろげない理由がわかったのは
そのブログに、次のような内容が続いていたからだ。


モノは、親が子の支配を継続する役割をする。

カーテンやカーペット、ベッドなど
生活の枠組みとなるモノ
家具、電化製品、車、自転車、携帯電話など
生活のベースとなるモノ
調理器具、食器、化粧台、衣類、靴など
日常的に使わざるを得ないモノ
化粧品や芳香剤などのアメニティグッズ
絵画やカレンダーや観葉植物
野菜や健康食品など口に入れるモノ

あらゆるモノは、親を送りつけてきて縛る。


、、、こっうぇーーーーーーー!!
マジ、怖いってーーーーーーー!!

居る時間が長いリビングダイニングには
ダイニングテーブルやリビングチェストなど
同居する時に母が持ってきた大型家具がある。

ソファーに寝そべると、キッチンからダイニング
リビングまで部屋全体が見渡せる。

その日常の風景を見ながら、無意識でわたしは
母の存在を感じていたことを自覚した。

たとえば、食器棚が目に入れば、母がどこそこの
お店で買ったと言ってたなとか、些細な思い出が
浮かぶ。こんなことが無意識下で続いていたんだ。

ブログのカウンセラーは、家には心が現れていて
家を見れば家族のありようがわかる、と言う。

家には、親の呪いが打ち込まれていて子を縛る。
縛られ抑えつけられて、気持ちが出せない子は
心身にさまざまな症状が出る。

家に居るのがしんどくて、家には帰りたくない。
家に帰りたくないから、家に居る時間を短くする。
無意識に、仕事や付き合いなどで多忙にするのだ。

わかる。母と同居中、わたしがしてきたことだ。
その時のわたしは意識してやっていたけど
今も、目の前にいない母に縛られていたなんて。

母は施設に居るから、母の不機嫌な声や物音は
聞こえない、バトルを仕掛けられることもない。

安心安全な我が家のはずなのに
リラックスできないのはそういうことか、と納得。

わたしは、母を感じるモノ、感じさせるモノを
徹底的に捨てることにした。

FBページ★で、2024年2月1日より月~金20時
わたしの母娘関係を幼少から時系列で定期投稿中。
Xエックス★では
ブログ・FBページ更新のお知らせと日常を投稿。
フォローしてね (^^ ♪

fb-share-icon0

コメントを残す

*