母に見られているような緊張感が緩む

気持ちが出せるリラックスできる空間を作ろうと
わたしは、母のモノを捨てて捨てて捨てまくった。

まずは、リビングの存在感のある大型家具だ。
幅150㎝高さ75㎝奥行45㎝の木製チェストには
生活に必要なモノがたくさん収納されていた。

代わりの家具を探したり、中身の入替作業にも
時間がかかる。娘2人が学校に行っている間に
少しずつ、大掛かりな模様替えを始めた。

チェストを始め家具は、全部一人で運び出した。
部屋から玄関に下ろして、収集車が来てくれる
ポストの前までは、段差もあって距離もある。

家具の運び出しを夫に頼むが、夫が帰ってくる
まで待てない。もう捨てると決めたら、ソレが
家の中にあることに我慢できず、馬鹿力を出す。

リビングダイニングの家具の次は、1階に置いて
あった母の和ダンスや洋服ダンスなどなど。

結婚して11年、娘2人も成長して生活も変わった。
母のモノに限らず、処分したいモノも多かった。

次女が小学校に入学してからの一年間、毎月毎月
不燃ごみの日を利用して、断捨離をした。

自分の育て直しのために読んでいたブログには
断捨離についても触れられていた。わたしの
手書きのノートに残っていたメモにはこうある。


断:
世代間連鎖を断つ
必要ならば親兄弟との縁を断つ

捨:
親から与えられたモノを捨てる
親に洗脳された自分が買ったものを捨てる

離:
親への執着を手放して、共依存から離れる


親子や家族関係の悩みが深い人にとって
断捨離は上記の内容を指すという。

わたしにはピタッとはまる内容だったけど
「え?!」って思う人もいるかもしれない。

わたしは、断捨離をはじめ片付けというのは
モノを通して心の深いところにアプローチして
自分の価値観を見直す作業だと思っている。

単にモノを捨てること=断捨離と思っていると
自分の心を見つめるプロセスがすっ飛ばされて
リバウンドや後悔をしてしまう人もいるかも。

まあでも、そのリバウンドや後悔も含めて
自分と向き合うことになっていくのかな。

母のモノが減っていくと、部屋もわたしの心も
風通しが良くなった気がした。
そこに母が居るかのような緊張感も緩んできた。

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