『生活に活かす人格適応論』✕『あふれでたのはやさしさだった』

生活に活かす人格適応論 ~みどり先生と7人の心の旅~

という本で、ただいま人格適応論を勉強中。

人格適応論は
交流分析をベースにした
自己分析や他者理解をするための
性格心理学です。

本には下記のように書かれていました。

『人は誰でも人生の初期に、親に自分の存在を認めてもらうために様々な適応を試み、
快適に過ごすために有効な適応法を身につけ、成人になっても実行する』とし、
3つの「心理的に生き延びるための適応型(0歳〜1歳半の間に表れる」)と
3つの「行動上の適応型(1歳半〜6歳の間に表れる)」の、
計6つのタイプに、人格の特徴を分類しました。

6タイプの適応型の特徴を知って
自分の生き癖に気づくことで
生き方をより良く、より幸せな人生に
変えていくきっかけになります。

と同時に、たまたま
あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室

という本を読みました。

この本は、奈良少年刑務所の受刑者の少年たちが
作家、寮美千子さんの「絵本と詩の教室」をとおして
変化していく姿が描かれている実話です。

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彼らが、過酷な環境を生きていくために
身につけた心の鎧が、適応タイプなのでしよう。

彼らは、絵本や詩を学ぶことで
心が癒され、本来の自分に戻っていきます。
そんな姿が、関係者の温もりを感じる
言葉や描写で、丁寧に綴られています。

そして、彼らには
なかなか声の出ない子がいるのです。

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わたしの、9月のブログ記事に重なります。
・とっさの時に大声出せる?
・助けを呼ぶための特別な叫び声
・喉まで出かかっても、けして声にならない
・限りなく自分に近づいてきていると感じた瞬間

安心で安全な場所がなかった子たちは
気持ちが出せない、自分とつながれないのです。

自分が誰かに受け容れられることで
安心して自分の気持ちを表現できる。

自分が自分を受け容れることで
初めて自分につながることができる。

場の力ってすごい。
言葉の力ってすごい。
人がまっすぐ伸びようとする力に変わるんだ。

ひとりとして変わらない子はいなかった
と、著者は書いています。

わたしも、人が本来持っている力を
心底信じたい、信じようと思いました。

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