昭和生まれのわたしが
小学校の卒業文集に書いた将来の夢は
保母さん、定番ですね。
高校生になって、進路を考える頃には
障がい児の療育に携わりたいと思っていて
理学療法士に興味を持ちました。
ところが、理学療法士は理系。
理数科目の勉強が壊滅的なわたしには
ハードルが高過ぎて。。。はい、消えた⤵
保母(当時の名称)の資格があれば
障がい児にも関わることができるので
短大で資格を取ることにしました。
資格取得には、実習が2回あって
保育園で保育実習をして、施設実習を
通所の肢体不自由児施設で、しました。
とくに、施設実習では
こどもたちを公園に連れて行ったら
天使みたいな笑顔を見せてくれ、わたしは
「お散歩くらいで、こんなに喜んでくれるなんて!
なんぼでも連れて行ってあげる!」
と、わき上がってくる喜びを感じたり
麻痺のある子の着替えをしていた時
わたしがズボンを下ろしやすいように
その子が腰を上げて手伝ってくれたり
などなど、心が通い合う体験がありました。
障がい児施設で働きたいと思いましたが
短大には、求人がなかったのです。
自分で、障がい児施設を調べ、見学を申し込んで
積極的にアプローチしましたが、ないものはなくて
来ている求人に応募しないといけない状況。
わたしが関わりたいのは?
「こども」なのか「障がい」なのか
自分の優先順位は、何なのか?
周囲に迷惑もかけて、悩みましたが。。。
イッツ ア スモールワールドで
ぬくぬくと生きてきた、わたしは
消去法で、ピアノ 夜勤 ひとり勤務
やりたくないことを回避しました。
そんなこんなで就職したのは、地元の
障がい者が働く通所施設、作業所でした。
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