それまで知らなかった価値観にふれた思い出

思い出の品の整理をしています。
 
次女の中学校の卒業式が終わって、やっと
本格的に、娘たちの部屋の片付けが始まって
 
まあー、ゴミが出ること、出ること。
プリントやノート、紙って重いですよね。
 
わたしの思い出の品も、ほとんど紙類なので
「思い出は、重いでー」って感じ(笑)。
 
処分するのは、A4サイズの研究レポート集。
この、約300ページある分厚い冊子は
行政主催の女性大学講座で作成されたもの。
 
わたしが、32歳、独身、人生最大のピンチを迎えて
乳がんの全摘手術のため、入院手術し、退院後に
学びたい気持ちに駆られ受講した、無料講座です。
 
まるで、導かれるように申し込んだのですが
人権やジェンダー、女性の働き方や生き方について
2年課程で学ぶ、内容の濃いプログラムでした。
 
1年目は講座で学び、2年目はゼミ形式で
卒論のように、研究レポートを書いて修了でした。
修了時には、大学の社会人入学の案内がありました。
 
ゼミのメンバーは、わたしより年上の働く女性たち。
おもに50代の方だったので、団塊の世代ですね。
社会人入学して、大学生になられた方もいました。
 
講座での学びと、パワフルな女性たちとの出会いは
わたしに、大きな気づきと刺激をもたらしました。
それまで知らずにいた価値観にふれた機会でした。
 
ゼミのメンバーNさんは、女性大学で学んだことで
長年当然と思ってきた「お茶くみ」などの職場での雑務が
女性だけの業務になっていることに疑問を持つように。
 
自分の疑問を上司に相談、会議や調整を重ねて、また、心の
葛藤を乗り越え、男女関係なく雑務の分担をするように改善。
職場改革の取り組み経過を、レポートにまとめられました。
 
「おかしい」ことに気づき、「おかしい」と言う勇気。
自分だけでなく周囲の意識も変えていく、行動力と実行力。
カッコいい!働く大人の女性。憧れの人でした。
 
研究レポート集には、10枚20枚と執筆された優秀なレポートが
収まる中、わたしのレポートは、たった1枚(笑)。
 
内容は、乳がんの体験と女性大学で学んだ感想です。
もはやただの作文だけど(-_-;)、感慨があります。
 
わたしの作文は、ブログ記事として残しておこうっと。
 
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