長年の孤独から解放された

40代で反抗期を迎えてキレた自分にも驚いたけど
夫は夫で、1時間以上、座敷婆と一対一で話してみて
座敷婆の認知の歪みにビックリしていた。

「ワタシがお金を出してやった」と恩に着せる座敷婆は
家のお金を全額、自分が出したと思っていたらしい。

夫は改めて説明したと言う。

座敷婆が、自分から家の頭金を出すと言ったこと。
その頭金を持参して、家の契約の場に同席していたこと。
わたしたち夫婦が、毎月の住宅ローンを払っていること。

そして、夫が話したのは

借りてもないお金の話が執拗にくり返されるストレスで
わたしの心身に不調が出ていることや
乳がんの手術をしたわたしの健康を心配していること。

すると、座敷婆は

娘の手術と入院で、自分がどれほど大変だったか
それだけを話し始めて、双方向のやりとりに発展しない。

夫との対話では

「ワタシが、お金を出してやった」
「ワタシも、あの時は大変やった」
「ワタシは、もう田舎に帰る」

この3つほどのフレーズがループ、ループするだけ。
決着点もないまま、話は終わった。

「、、、壊れたテープレコーダーみたいやった、、、」
と、夫は衝撃を受けていた。

「座敷婆には何を言っても無駄」と、わたしが訴えても
噴き出した母への怒りを夫が心底理解できなかったのも
無理もない。

母のような人に出会ったことのない人には想像できない。
良い母娘関係を築くには、娘のわたしが人間的に成長
するしかないと、正論をかざしていた夫が言った。

「、、、どうしようもないわ、確かにアレは、ムリやな」。

夫が体験的に理解してくれたことで、本当の味方ができた。
わたしはやっと、長年の孤独から解放された。

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