4歳の次女の病院騒ぎが落ち着くと
小2の長女が朝起きて
「頭が痛い、手がしびれる」と言い出した。
次女に集中した親の気を引きたいのではないか?
そう思い当たる節が長女にはあった。
それなら尚更、病院に連れて行った方がいいので
はないかと夫婦で話し合った。
こどもたちの情緒が不安定になっていた。
子育ては上手くいってたと思っていたのに。
長女が生まれて親子3人暮らしになった時
幸せ過ぎてこわいくらいの毎日だった。
胎児の時から長女にたくさん話しかけて
こどもとのつながりを感じることができた。
わたしは、逆子になったお腹の中の長女に
「頭はこっちやで」と声を掛けた。
お腹の中でギュゥンと回るような胎動を感じて
逆子が直ったなどの体験をした。
わたしは、言葉を話せない乳児の欲求や気持ちを
感じ取ったり読み取ったりするのが得意だった。
長女も次女も、よく食べてよく寝る赤ちゃんで
育てやすく、心が通い合う子育ては楽しかった。
それが、姉妹が成長すると子育てに行き詰まった。
わたしは自我の芽生えた幼児や小学生に対応する
のが苦手だった。これはヨソの子に対しても。
こどもが複数人集まれば何かしら揉め事が起きるもの。
何か起きれば大人として、こどもたちの話を聞いて
とりなす必要があるが、そういうことが苦になった。
一方的なコミュニケーションを取る母に育てられた
一人っ子のわたしは、まともな喧嘩をしたことがない。
家以外でも喧嘩や仲裁をした、された経験が少ない。
40代のええ大人になっても、相手が幼児や小学生でも
調整役はわたしに難しかった。
こどもの主張や気持ちを丁寧に聞いて受けとめる
度量もない。自分には善悪の判断基準があってない
ようで心許なく、対応の仕方にも自信がなかった。
こどもも小学生くらいになると
人間関係が広がってトラブルも複雑になってくる。
こどもを持って初めて経験する出来事も起こった。
わたし一人でした判断や対応がそれでよかったのか
大きな不安を感じながらモヤモヤしたまま
次から次に、いろんな出来事が重なっていった。
わたしは、感情に目を向けないようにした。
こどもたちの感情だけでなく自分の感情さえも
扱い切れなかったから。
わたしがこどもたちにできたのは
ご飯を食べさせ、お風呂に入れ、寝かしつけて
いつもの生活リズムを守ることだった。
モヤモヤした心に向き合う時間を取るよりも
物事をうやむやにして生活を回すことを優先した。
その結果、未消化の感情がおり重なって
こどもたちにもわたしにも、問題となって現れた。
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