母であるわたしがこどもに与える影響力を知った

わたしの経験した介護なんて
苦労のうちに入らないと思っている。
でも、いつも心は苦しかった。

次々とデイサービスを退所させられていった母
想うと、胸が締め上げられた。

手足を動かしながら夕食の準備をしていても
わたしの頭の中は母のことで占領されていた。

そんなわたしのそばに寄って来た次女が
「次女なんて、しんだ方がいいんやろ?」
そう言い出した。

突然、5歳のこどもがこんなことを言うなんて
一体何があったの? わたしは心配になった。
次の日も次女は、同じことをわたしに言った。

「次女がまた『次女なんて、しんだ方がいいんやろ』
なんて言うんよ」と、わたしが夫に話すと
「まさみ、すごい顔してるで!」と夫に言われた。

我に返ったわたしは、眉間に深いしわを寄せて
鬱々としている、自分の表情に気づいた。
なんてこと、次女はわたしを見て言ったのか。

こどもは、思っている以上に親をよく見ている。
ママに元気がないと、ママの表情が暗いと
こどもは自分のせいだと思い、自分を責めるのか。

こどもにそんな苦しい思いをさせていたなんて
わたしは一体何をしているんだろう。

自分が悩みたくて悩んでいる母娘関係の悩みが
自分のこどもに大きな影響を与えていた。

ねっとり纏わりついている鎖が見えたようだった。
今すぐ心の鎖が切れないなら、物理的に断とう。

わたしは、ケアマネさんに意を決して伝えた。

母の今後については、家族にしかできないことは
やりますが、お金を出して人に依頼できることは
すべてお任せします、と。

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