もう母と住んでも大丈夫と思ったのは甘かった

23歳で、実家を出ることに成功したわたしは 最初の引っ越しを含め、3回の引っ越しをした。 転職もして、新しい連絡先は一応母に知らせたが わたしから母に電話することも帰省もしなかった。 3回目のアパートに住んでいたある日の…

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しんどい母から逃れた一人暮らしの解放感

わたしが短大を卒業し、就職して稼ぎだすと 母娘のパワーバランスと恩の着せ方が変化した。 見捨てられる不安と孤独の恐怖を抱えていた母は 娘の自立を怖れていたのだろう。 卒業前は一人暮らしをしたいと思っていたが やっと、自分…

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母娘のパワーバランスと恩の着せ方が変化

わたしが短大を卒業し、就職して稼ぎだすと 母娘のパワーバランスが崩れ始めた。 母は、学生の時のように 「アンタになんぼかかってると思ってんの!」 などとは、わたしに言わなくなった。 母の恩の着せ方は、微妙に変化していった…

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お金や物を与えることで高揚感を感じる

母にお金で支配できると思われている屈辱感に 「こうやってわたしは、飼われていたのか」 そんな言葉が心に浮かんだ。 こどもの頃からの息苦しさの表現が、これだった。 親に「飼われていた」だなんて、ちゃんと育てて もらっておい…

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お金で支配できると思われている屈辱感

「ワタシかてな、そんな時間が必要やったんや」 と、母は自分の不倫を全肯定する言葉を放った。 その後は、離婚後、お金がなくて借金した話や 家まで行ったがお金を貸してと言えずにいたら 身内が一万円くれて本当に嬉しかった話など…

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