専門家のためのカウンセリングメソッドで
母に知的能力障がいがあったと見立てたことで
わたし自身の見立てもついた。
わたしに染みついている
慢性的な不安と緊張は愛着障害によるもの。
母親に知的能力障がい(軽度や境界知能)があって
共感能力が欠如していたり、低かったりすると
母子の間に愛着関係が築かれないという。
たとえば、転んでケガをした子が泣いて母親を
求め、駆けつけた母親が子を抱き上げる、、、
というのが、愛着関係のある母子の関係。
子が母親に近づいて安心や安全を感じる関係は
母親に、子への共感能力がないと成立しない。
母は幼いわたしが伸ばした手を払いのけた。
母には実用的な子育て能力があったから
赤ちゃんが泣けば、おっぱいを飲ませたり
抱っこしてあやしたりしただろうとは思う。
その姿は、ごく普通に見えていたと思うけど
そこに情緒的な交流があったのかは、微妙。
物心ついて母とのスキンシップの記憶はない。
母は料理や掃除などの家事能力は高い方だったし
金銭や時間、手続きなどにルーズさはなかった。
趣味の裁縫では四則計算を使って作品を作った。
一人でやる学校用務員の仕事は
家事能力があればできたし
高いコミュニケーション能力は必要ない。
職場や地域での母の交友関係も
挨拶と軽い世間話ができれば事足りていたと思う。
母は原付きバイクの免許は取れなかったが
雨の日も風の日も自転車で、誰よりも早く出勤する
仕事を30年以上やり遂げた。
母一人子一人の、生活、には何の問題もなかった。
わたしは、勉強も運動も平均的で真面目な普通の子。
周囲の人は母のことも普通の母親と思っていただろう。
母は40代ですでに、同じことをくり返し言う人で
母が普通と違うと感じていたのはわたしだけ。
そんなわたしの目から鱗が落ちた学びがあった。
最後のもうひとつは
母親の知的能力障がい(軽度や境界知能)によって
愛着関係が持てなかった正常知能の子は
独特の心の発達を遂げるという事実。
イヤイヤ期と言われる第一反抗期も
第二反抗期の思春期もなく
乳幼児期→→→→→→→成人期に至るという。
わたしは専門家のためのカウンセリングセミナーで
定型とは違う心の発達を遂げる人の特徴的な症状や
生き方について知った。
それは、わたしの人生そのものだった。
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わたしの母娘関係を幼少から時系列で定期投稿中。
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