こどもの頃からずっと、母が嫌だった

封印されていた流産の悲しみの感情を解放した
その日、母娘関係についても夫と話した。

「こどもの時からずっと、母が嫌だった」
わたしはポツッと口にした。

物心つく頃にはすでに母のことが嫌だったけど
そんなことは誰にも言わなかった。

母への悪感情に向き合えなかったのは
逃げ場のないこどもの自己防衛だったのかも。

そうだったとして
もう大人になったわたしは、一人で生活できるし
あの嫌な母は施設に居る。

あらためてわたしは、恐る恐る言葉にしてみた。

「こどもの頃から、母が嫌だった」
「母と一緒にいるのが、昔から嫌だった」
「母との暮らしが、ずっと嫌だった」

こんな後ろ向きな気持ちを認めてしまったら
これまで生きてきた自分の人生を否定することに
なると思ってた。

「ずっと嫌だった自分」を認めたら
自分のすべてがなくなると思って、怖かった。

でも実際は、自分の人生が、過去の自分が
「間違っていた」「残念だった」「楽しくなかった」
と認めたところで、怖いことにはならなかった。

この時の、拍子抜けしたような感じったら(・_・;)。

自分の人生は、「ずっと嫌だった」ことだけで
積み上げられているわけではないし
自分自身が、簡単になくなったりしなかった。

幼さゆえに抱え続けた不安と恐怖だったのかな。

自分の心の声を、自分の耳で受け入れること。
自分で、自分の話を、聞いてあげること。

気持ちを言葉にして、自分の体の外に出すだけで
不安も恐怖も解放されていくんだ。

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