座敷婆のひきだし

納骨を済ませて責任を果たし終えた

母が亡くなってから1年ほどは 母の居た施設に近づくことができなかった。 故人を思い出させる場所やものを避けるのは 悲嘆反応(グリーフ)のひとつだと知った。 理解しやすい死別の悲しさや寂しさではない 周りの人と違う感情を持…

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自分自身にも隠し続けてきた母への思い

母が亡くなって3ヶ月くらいたった頃 夫婦で母の思い出話をしながら 相続や名義変更などの手続きをしていた。 あれほど悩み苦しんだ母との思い出は わたしをいじるネタになっていて 夫がわたしをおちょくってきた。 「なんやかんや…

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こどもの頃からずっと、母が嫌だった

封印されていた流産の悲しみの感情を解放した その日、母娘関係についても夫と話した。 「こどもの時からずっと、母が嫌だった」 わたしはポツッと口にした。 物心つく頃にはすでに母のことが嫌だったけど そんなことは誰にも言わな…

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周りの人と違う感情を持っている自分を許した

母が亡くなって、12月は習い事をお休みした。 年が明けてから、先生をはじめ生徒さんには それはそれはご丁寧に、お悔やみを言われた。 わたしはお葬式をへて、中二病を卒業したから お母さんが亡くなる⇒悲しいに違いない、という…

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決まりやしきたりは意味がなくなる時がくる

母のお葬式の記事を書いていて思い出した お葬式にまつわる話。 わたしが高校生の時に祖母が亡くなった。 母のお母さん。 祖母のお葬式に参列したわたしは 決まりとかしきたりって意味がなくなる時が くるのだと思った。 母の実家…

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