座敷婆のひきだし

母から解放された安堵と喜びに万歳

母が亡くなって2日も経たないうちに 長年抱いていた母への否定的な感情が 大きく変化した。 お通夜とお葬式をへて、わたしは 母の人生を肯定し、母の愛を受け取った。 変わるときは一瞬。 お葬式が終わって火葬場に来た。 火葬し…

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最期のお別れの時に母の愛を受け取った

わたしは、母への嫌悪感を抱えたまま 母との最期のお別れの時を迎えていた。 棺にお花を入れていると、思いがけず 母への感謝の思いがわき起こってきた。 母が亡くなる前からの話だけど お金や物を与えることで高揚感を感じる母から…

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母のお葬式で読経したのは喪主のわたし

母のお通夜とお葬式で読経したのは、喪主のわたし。 読経するため、わたしが祭壇の前に着席すると、、、 司会進行は葬儀社のスタッフがしてくれると 夫から聞いてたのに、スタッフの動く気配がない。 無言で始めるのはどうかと思い、…

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母の人生って一体何だったんだろう

明け方に亡くなって、その12時間後にお通夜。 次の日の午前中のお葬式で、母を見送った。 お通夜を終えて、わたしは夫と話し始めた。 「ばあばの人生って、いったい何やったんやろ」 わたしは 「人として成長してこそ、人生には価…

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お通夜でアルバムを開いて母を偲ぶ

結局、わたしは、母を知るわたしの地元の友人と 母の友人たちにも、母の訃報を知らせなかった。 一人暮らしの母のアパートに遊びに来て下さった 中学の同級生の方たちもいたが、誰にも連絡せず 故人の写真入り喪中はがきで、訃報を知…

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