座敷婆のひきだし

物は無言で母の存在を感じさせる

空家賃を払っていた母のアパ―トを引き払ったのは サービス付き高齢者住宅に正式に入居した1ヶ月後。 冷蔵庫やテレビなどの電化製品とか 秋冬の衣類を入れたプラスチックの収納ボックスとか 生活に必要な日用品は、すでに母の居室に…

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自分が悩みたくて悩んでいる

母娘関係に悩んで受け始めたカウンセリングは 回数を重ねて進んでいった。 カウンセラーさんは、わたしに問いかけた。 「あなたのお母さんと同じようなタイプの母親を 持っている人は他にもいるけど、悩んでいない人もいる。 どうし…

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もっと、わたしに懐の広さがあったら

母のアパートでの一人暮らしが落ち着いてから 4ヶ月ほど、わたしはカウンセリングに通った。 団塊の世代くらいの女性カウンセラーさんは わたしの悩みを聞いて、最近(当時2010年夏) 家族関係の拗れた高齢者が増えていると言っ…

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セルフハグで自分を癒す

母娘問題に認知症が加わり、さらに悩みは深まった。 わたしがカウンセリングを受けることに決めた一言は 「餅は餅屋よ」。ママ友が背中を押してくれた。 気持ちを聴いてもらうことが不足していたわたしは このカウンセリングで傾聴の…

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母にハグで寄り添ってくれたケアマネさん

施設を嫌がっていた母は 一人暮らしで足を骨折したのがきっかけで ショートスティから無事、正式に入居できた。 母が入居したサービス付き高齢者住宅というのは 介護スタッフが常駐している 高齢者のワンルームマンションみたいな施…

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