座敷婆のひきだし

ホウレンソウは人への信頼感で育つ

母一人子一人のわたしが 家庭で身につけたコミュニケーションは 自己完結型でした。 人の気持ちに共感できない母は 会話も一方的で、話がかみ合いません。 悩みや困りごとを相談しても仕方ないので 進路なども勝手に決めて、事後報…

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「甘えてはいけない」と決めたのは幼い自分

信念と聞けば、生き方がブレない プラスのイメージがあるけど 信念のクセが強いと マイナスの影響が出ることもある。 わたしの生き辛さになったのは 「甘えてはいけない」という信念。 その信念を強化していった経過が はっきりし…

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地元は母のホームグラウンド

わたしは母の付録のような存在だった。 「座敷婆のひきだし」にあるような話は 地元では、ほとんど話してこなかった。 母のことを話せなかったのは、地元が 母のホームグラウンドだったこともある。 母の生まれ育ったのは、田舎の小…

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わたしは母の付録のような存在

「離婚して女手一つで子を育てる女性」の 娘であるわたしは、母の付録のような存在。 幼い頃から周囲にいつも期待されてきたのは 母を手助けすることや安心させることだった。 そんな周囲への反発心を表面化させたのが 赤の他人への…

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母の口から出る言葉に忠実に応えた

こどもたちを守らなければ!と思った時に 「テレビぐらい買うてやったらいいのに!!」 そう座敷婆に言われて、テレビを買うのは 自分の意思を曲げるようで嫌だった。 それに、座敷婆の部屋での小競り合いは リビングにテレビがない…

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