わたしは母の付録のような存在だった。 「座敷婆のひきだし」にあるような話は 地元では、ほとんど話してこなかった。 母のことを話せなかったのは、地元が 母のホームグラウンドだったこともある。 母の生まれ育ったのは、田舎の小…
続きを読む座敷婆のひきだし
わたしは母の付録のような存在
「離婚して女手一つで子を育てる女性」の 娘であるわたしは、母の付録のような存在。 幼い頃から周囲にいつも期待されてきたのは 母を手助けすることや安心させることだった。 そんな周囲への反発心を表面化させたのが 赤の他人への…
続きを読む母の口から出る言葉に忠実に応えた
こどもたちを守らなければ!と思った時に 「テレビぐらい買うてやったらいいのに!!」 そう座敷婆に言われて、テレビを買うのは 自分の意思を曲げるようで嫌だった。 それに、座敷婆の部屋での小競り合いは リビングにテレビがない…
続きを読むこどもたちの前だからこそ我慢しない
こどもたちを守らなければ!と思った時に わたしが一番腹が立ったのは 「テレビぐらい買うてやったらいいのに!!」 と、座敷婆に言われることだった。 このセリフを座敷婆語翻訳機にかけると 「テレビぐらい(安いもんや)買うてや…
続きを読むこどもたちを守るために我慢をやめる
3歳長女の混乱した様子を見て こどもたちを守らなければ!と思った時 感情を抑えるのはもうやめようと決めた。 わたしは、実母である座敷婆との同居で ストレスが溜まっても、こどもたちの前では 感情的になったり、言い争ったりす…
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わたしにあるもんで。
