母が亡くなった5年後
2018年に亡くなった伯母のお葬式でのことを
思い出した。
伯母というのは母の次姉で
わたしをディスった伯母の現在と
人生の最期を輝かせるの記事に出てくる伯母。
わたしは最期のお別れの時に、伯母の棺に
用意していた家族写真を入れようとしていた。
それは、わたしの母が持っていた白黒写真で
伯母やわたしの母の、母と兄弟姉妹たちが
家の前で勢揃いしている50年以上前の写真。
わたしは、伯母が哀しげに10代で亡くなった
末弟の話をしていたのを思い出して、末弟の
写っている写真を入れてあげようと思った。
葬儀社の40〜50代くらいの男性スタッフが
「写っているのは亡くなられた方ばかりですか?」
前のめりで聞いてこられた。
改めて見ると、長姉の幼い娘も写っていた。
行方はわからないけど、まだお元気なはず。
すると、その男性スタッフが超ド真剣な顔で
「生きている方の写真は入れないでください!!」
「生きている人が一緒に連れて行かれます!!」
めっちゃ断言されたもんやから
「伯母ちゃんは、そんなことせえへんわ!」
つい、わたしは心の中でムキになった。
でも、わたしの写真でもないし喪主でもないし
周囲や生きている本人に確認してまで入れたい
わけではないから、写真は引っ込めたけどね。
そういう迷信?があるのかあ、知らんかった。
写真を撮ったら魂抜かれる系のヤツ?
自分の写真を棺に入れるの嫌な人もいるだろう。
死にまつわる考え方や反応は、人それぞれで
その人が信じている、何かがあるんよね。
死に関わる話ってセンシティブなことなのかな。
普段あんまり聞いたことのない
他人の死生観に触れた機会だった。
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