座敷婆のひきだし

小学校入学と同時に再び母と暮らす

小学校入学と同時に 再び母と暮らすことになりました。 おばあちゃんちに預けられるまでの 幼い頃の引越しの記憶からは 母子家庭の生活の大変さを感じます。 わたしは5月生まれで体も丈夫で 眠くなってもグズらずにコテンと寝るよ…

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おばあちゃんちに預けられる

小学校に上がる前の一年間 わたしはおばあちゃんちに預けられていました。 母の実家です。 おばあちゃんちには 母の一番上の兄である伯父さんとその娘と おばあちゃんの三人が住んでいました。 その娘が、卵とたどん(炭団)の色白…

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幼い頃の引っ越しの記憶

年長児になったわたしが おばあちゃんちに預けられるまでの 3〜5歳の間、三回は引越しをしました。 一番最初は 田舎ではなく、街に住んでいました。 母子で住込みで働いていたのでしょう。 誰もが知る川のそばの保育園か幼稚園に…

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座敷婆よりドロボウ猫の方がマシ

夫が平日に休みを取っていたある日。 昼ごはんに鶏もも肉の照り焼きを作りました。 こんがり焼き色がついて出来上がり ふたりして「美味しそうやなあ」 と言い合っていました。 いいにおいがしてきたのでしょう。 同居していた母が…

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卵とたどん(炭団)

母が、わたしと5歳年上の従姉を比べて よく使っていた言葉が「卵とたどん」。 色白の従姉が白い卵で 地黒色黒のわたしが黒いたどんです。 わたしが赤ちゃんだった時の話になると 「おばちゃん(母の姉)が、アンタ見て 『色が黒う…

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