座敷婆のひきだし

母との同居は必然の苦しみだった

わたしが母と同居するハメになったのは 今住んでいる家の購入がきっかけでした。 狭い賃貸に住んでいた時、2人目を妊娠。 家族が増えた時の生活をイメージしたら 先々の将来にまで、想像が広がりました。 いつか1人暮らしの母を呼…

続きを読む

母につけた仇名

わたしの母は 不平不満のかたまりのような人でした。 美しい女性の立ち居振る舞いを表現するのに 「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」 ということわざがあります。 このことわざを借りて、わたしの母を表現すると 「立て…

続きを読む

小学校入学と同時に再び母と暮らす

小学校入学と同時に 再び母と暮らすことになりました。 おばあちゃんちに預けられるまでの 幼い頃の引越しの記憶からは 母子家庭の生活の大変さを感じます。 わたしは5月生まれで体も丈夫で 眠くなってもグズらずにコテンと寝るよ…

続きを読む

おばあちゃんちに預けられる

小学校に上がる前の一年間 わたしはおばあちゃんちに預けられていました。 母の実家です。 おばあちゃんちには 母の一番上の兄である伯父さんとその娘と おばあちゃんの三人が住んでいました。 その娘が、卵とたどん(炭団)の色白…

続きを読む

幼い頃の引っ越しの記憶

年長児になったわたしが おばあちゃんちに預けられるまでの 3〜5歳の間、三回は引越しをしました。 一番最初は 田舎ではなく、街に住んでいました。 母子で住込みで働いていたのでしょう。 誰もが知る川のそばの保育園か幼稚園に…

続きを読む