お通夜でアルバムを開いて母を偲ぶ

結局、わたしは、母を知るわたしの地元の友人と 母の友人たちにも、母の訃報を知らせなかった。 一人暮らしの母のアパートに遊びに来て下さった 中学の同級生の方たちもいたが、誰にも連絡せず 故人の写真入り喪中はがきで、訃報を知…

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母親への感情やつながりの深さはみんな違う

母娘関係には、複雑な感情があると思う。 わたしは母に嫌悪感を抱えながら生きてきた。 身体的な暴力を受けたわけでもないし 家に帰れば美味しいご飯があって、家の中も きれいだったし、不自由のない生活だった。 だけど、母が嫌で…

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わたしファーストにしたら家族葬になった

大嫌いな母が亡くなった。 お葬式の日程と葬儀社が決まった。 次は葬儀場の場所を決めなければならない。 ちょうど葬儀社の葬儀場が、参列する親族たちの家と 我が家の中間地点にあったことで、そこに決めた。 決め手は交通アクセス…

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亡くなった当日にお通夜をした理由

同居した母との関係が悪化する中で 親を看取る時の不安は募るばかり。 いつか母を見送る日のことを思い お葬式って一体誰のためにするんだろう? と考え始めたわたし。 わたしは「生きている人のためにしよう」 そう、考えるように…

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大嫌いな母が亡くなった

母がアルツハイマーと診断されたのが72歳。 病は緩やかに進行していた。 精神科病棟に入院した時、母は74歳。 3ヶ月の投薬治療を終えて車いすで退院した。 入居していた施設(サ高住)に戻ってきた母は 排せつや食事に介護が必…

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